お久しぶりです、Jinです。
この記事は一言で言うと
自作PCをやめとけと言われて不安になっている人に安心してもらう記事
になります。

自作PCやってみたいけど、やめとけって声も多いなぁ...
結局どうすればいいんだ?
自作PCを検討している人は、一度は目にするキーワード「自作pc やめとけ」。初心者にはおすすめしないとか、BTOにすべきとか、割とネガティブな意見が多いですよね。
結論、自作PCはやるべきでない人とやるべき人に分かれます。万人におすすめできないのは事実ですが、絶対にやった方がいい人も存在します。
今回の記事では、自作PCに興味があるあなたを勇気づけようと思います。大丈夫、初心者でも自作PCはできます!
それじゃ、やっていこう!
この記事でわかること
- どんな人が自作PCをやるべきなのかわかる
- 自作PCで得られるものがわかる
- 自作PCにまつわるよくある質問の答えがわかる
自作PC vs BTOどっちがええねん早見表
自作PC vs BTO論争が激しいので、場面別に自作PCとBTOのどちらがおすすめかの早見表を作りました。
PCを自作すべきではない人におすすめしてもしょーがないので、先に共有認識を持ってもらいますよ。
こんな場面なら | おすすめなのはこっち |
---|---|
PCを安く手に入れようとしたとき | 自作PC |
かっこいいPCが欲しいとき | 自作PC |
PCスペックをこだわりを持ってカスタマイズしたいとき | 自作PC |
自作PC自体に興味があるとき | 自作PC |
PCを作るという非日常を味わいたいとき | 自作PC |
保証を含めたサポートが欲しいとき | BTO |
早くゲームで遊びたいとき | BTO |
組み立て失敗するリスクを避けたいとき | BTO |
まとめるとこんな感じ。
- ロマン、こだわり、安さに惹かれるなら自作PC
- 安心が最優先事項ならBTO
ここをもう少し深掘っていきますね。
自作PCは楽しいけど、大変なことも多いです

自作PCってとっても楽しいんです。かっこいいパーツ探し、ドキドキの組み立て、完成した時の感動...今思い出しても忘れません。
でも、楽しいだけじゃないのが自作PC。
- 情報収集が大変
- 起動しない、失敗するリスクがある
- 動作不良時も、基本的に自分で対応
- 総合して時間がかかる
上記は自作PCの特徴であり、未来永劫変えられない事実です。悲しいけど。
ここを理解した上で、自作PCをやるべきかどうかっていうのを考える必要があります。
自作PCをやるべきじゃない場面
- 保証を含めたサポートが欲しいとき
- 早くゲームで遊びたいとき
- 組み立て失敗するリスクを避けたいとき
安心と時間が最優先な人は、BTOなどがおすすめです。自作PCは向きません。
冷静にメリットデメリットで考えたとき、BTOのほうがいい場面が多かったりします。すぐゲームで遊びたい時って、わざわざ失敗するリスクを負う必要ないですよね。
BTOはパーツ表を読めさえすれば自分に合ったPCを発注できるので、時間の観点でも有利です。
自作PCは、人によってはただただ面倒な作業でしかありません。
自作PCをやるべき理由

それでも私が自作PCをやるべきだと思う理由は以下の通り。
- PCにこだわりを持てる
- ここから先の未来、PC選びには困らない
- ぶっちゃけ、なんとかなる
正直、「自作PCが楽しいから」という理由が一番大きいですが、外しています。楽しい以外にもちゃんといいところがあることを知ってほしいので。
PCにこだわりを持てる
まずは自作PC自体にあるメリットから。

これは間違いなく「こだわりを持ってPCを手に入れられる」ことです。
- 激安で組もうと思えばできる
- めっちゃ光らせようとすればできる
私自身、初めての自作PCは「フォートナイト」というゲームをPCでやりたくて、安く組むために自作PCに手を出しました。
中古パーツやジャンクを漁って組み立てるハードな道ではありましたが、無事激安でPCを入手することに成功しています。(確か20,000円くらい。あの時は恵まれました...)
自作PCが安くならないという声もありますが、2023年9月時点においては、間違いなく自作PCの方が安くできます。
逆に、PCを光らせたり、やりたいことにジャストフィットしたPCを組むことだってできます。もちろんスペック面だけで言えばBTOでも達成できますが、カスタマイズできる幅はBTOの比じゃありません。
また、最近のPCは、ただのPCという域を超えてPC自体に美しさを兼ね備えるようになっています。それはまるでインテリアのよう。
こだわるほど満足度も高まりますし、愛着も湧きます。自分で組み立てたPCってかわいいんですよ〜!!!
ここから先の未来、PC選びには困らない

ここは割と重要で、今後PC選びに迷わなくなります。
PCは故障やスペック不足などで、買い替えのタイミングが数年に一度やってきます。
やったことがない人なら、素直にPCごと買い換えという選択肢になるわけですが、自作PCの経験があれば視野が広がるわけですよ。というか、半強制的に広げられます。
- 今のPCのグラボだけ変えれば、全然戦えるな
- 自分の使用用途なら、i5搭載のPCで十分だな
- このPCは、適正価格よりも高いから、別の場所で買った方が良さそうだな
みたいな。少なくとも、PCスペックに対する嗅覚は鋭くなりますよ。
PCってやっぱり高いじゃないですか。そんな数年に一度の大きな買い物をスマートにやり過ごせる能力を持てると思えば、自作PCがステキに見えるんじゃないでしょうか?
ぶっちゃけ、なんとかなる

最後はちょっと精神論的にはなるんですけど、ぶっちゃけなんとかなります。
ネットには否定的な意見も多いですが、正直一発目で組み上がらなくても、なんとかなることが多いです。
やらずに後悔よりもやって後悔ですし、自作PCに挑戦したという経験は無駄になることはありません。
これは私が断言しておきます。自作PC、気になるなら絶対にやるべきです。
パーツ選びで困った時、組んでみたけどうまく起動しない時は、ぜひ私(のようなPCに詳しめな人)を頼ってください。X(旧ツイッター)のDMやブログのお問い合わせからいつでもお呼びください。
自作PCをやるべき人はこんな人
今まで述べてきたことをまとめて、自作PCに踏み出すべき人はこんな人です。
- 激安でPCを組みたかったり、めちゃくちゃ光らせたかったりする!
- BTOを検討していたけどカスタマイズの幅が狭く、うずうずしてしまう
- 自作PCを通じて、PC周りの知識をつけておきたい!
- とにかく自作PCというものを経験してみたい!
- 他の人は通らないであろう道を歩み、非日常感を味わいたい
一つでも当てはまるなら、間違いなく「こちら側の人間」です。おめでとうございます。
パーツの一部交換も、立派な自作PC

ちなみに、PCのカスタマイズという選択もOKだと思いますよ。すでに持っているPCのグレードアップも、立派な自作PCです。
パーツによって交換のしやすさは変わりますが、今あるPCをスペックアップできないか検討してみるのも全然アリです。
交換しやすいパーツ
- グラフィックボード
- メモリ
- SSD
- CPU
逆に、以下のパーツを交換できるようになったら、もはや自作PCは余裕です。
交換が難しいパーツ
- 電源
- マザーボード
- PCケース
自作PCに挑戦する決心ができたあなたへ

自作PC、やってみるよ!
その声が聞きたかったぜ...

自作PCに挑戦する決心ができたあなたに「【Amazonで買える】自作pcキットを紹介。初心者に「こそ」おすすめ!」をぜひ。
PCパーツを集めるのは楽しいですが、1から考えるのはかなり大変です。
しかし軸となるパーツ構成があると、失敗する可能性はかなり低くなります。
まとめ:自作PCを挑戦したい人の背中を、私は押したい。

そろそろまとめに入ります。
- こちら側の人間なら、自作PCを組め
- 安心と時間優先ならBTOPCを買うと幸せかもよ
こちら側の人間というのは、こんな人でしたね。
- 激安でPCを組みたかったり、めちゃくちゃ光らせたかったりする!
- BTOを検討していたけどカスタマイズの幅が狭く、うずうずしてしまう
- 自作PCを通じて、PC周りの知識をつけておきたい!
- とにかく自作PCというものを経験してみたい!
- 他の人は通らないであろう道を歩み、非日常感を味わいたい
色々書いてきたんですけど、結局「自作PCをやってみたい!」という好奇心に勝るものはありません。
やりたかったらやる。やって後悔する精神で生きるのが、自作PCを楽しむコツです。
最後の方に、自作PCに関するよくある疑問に答えてみました。欲しい情報を探索している方はぜひ。
よくある自作PCに対する疑問や不安に回答しました。
自作PCとBTOの違いって?

回答:両者の大きな違いは、カスタマイズできる幅と保証。
- 自作PC:PCを構成するパーツを1から集めて組まれたPC。
- BTO(Build To Order):受注生産。ベースとなるPC構成から、スペックをカスタマイズできる。
自作PCは「PCとしての保証」を犠牲に、カスタマイズ性が飛び抜けてる。
BTOは限られたカスタマイズ性だが、メーカーのPC単位での保証が付いてくる。
こんなイメージでOKです。ざっくりね。
自作PCの方が安くなるって本当なの?→本当です。

回答:正確には安く「できる」が正しいかも。こだわれば高くなるし、削ぎ落とせば安くなる。
PCの動作スペックを左右する「CPU・グラフィックボード」を除いたパーツは、ピンからキリまでのラインナップが用意されています。例えばマザーボードの場合、同じCPUを搭載する規格でも、数万単位での振り幅があります。
上記を理解した上で...
BTOと同レベルのパーツを選んだ場合、自作PCの方が1~3万円程度安くなる傾向にあります。または同一の予算であれば、より高いスペックのPCを入手できます。理由は、組み立ての人件費や保証分の価格が上乗せされないからです。
コラム
2023年9月時点では、グラボ、メモリ、SSDの価格が過去1レベルで安くなっている。
SSDの1TBですら6000円で手に入る時代。
BTOより自作PCの方が長く使える?→場合によりますが、あまり違いはありません。

回答:実際あまり変わらないかも。BTOよりも高耐久なパーツはあるので、それを使ってPCを自作するなら...という感じ。
限りなく予算を削ったパーツ構成なら、耐久性は高いとは言えません。ただし自作PCは、「BTOと同様の予算&スペック」のPCを組むのなら、自然と高耐久なパーツを使用していることが多いです。(マザーボードや電源など)
ぶっちゃけ、PCの耐久性はパーツの良し悪しもありますが、PCのメンテナンスによるところが大きいというのは...ここでは言わなかったことにします。
コラム
組み立て時に傷つけてしまうリスクを考えると、BTOの方が高耐久という見方もできるかも。
すぐPCで遊びたい場合、自作PCはやめておいたほうがいい?→やめたほうがいいです

回答:自分で1から情報を集めるなら、自作PCの道のりは長い。
自作PCをする場合、「情報収集時・組み立て時・トラブル発生時」の3つで時間がかかります。
もし、すぐに使えるPCが欲しいと思っているなら、自作PCだと速さが足りません。1から調べ始めるなら、最低でも1週間くらいはみておいた方がいいです。

でも、時間がかかるところをすっ飛ばして、こだわりのPCが欲しい!
という場合は、自作PCの代行サービスを利用するのも一つの手段です。
使用用途やこだわりたいポイントなどを伝えることで、理想のPCを組み立ててもらえます。
自作PCには何時間かかるの?→3~5時間が目安です。

回答:一番初めは結構かかる。時間に余裕を持って挑戦するのが成功のコツ。
自作PC初挑戦なら、3~5時間ほどをみておいたほうがいいです。具体的には以下の通り。
- マザーボードに載せられるパーツを載せる:1時間
- ケースにマザーボードを組み込む:30分
- 配線:1.5~2時間
基本的に配線が一番の難関です。どこにどのケーブルを繋げば良いのか結構悩んだりします。
自作PCは静電気に弱いって本当?→本当だけど、そこまで恐れなくてOK。

回答:過度に静電気をため込む服じゃなければ、基本的には壊れない印象。
もこもこのニットやベストなど、静電気をため込みやすい服を着ての自作pcは避けるべきですが、Tシャツとかだったら全然OK。
自作PC成功のコツは→説明書をよく読むこと。

回答:ぶっちゃけ説明書が全て。
私たちのようなブログを参考にしても、全てのパターンには対応できません。なので、使用するパーツの説明書をよく読みましょう。
マザーボードの説明書とPCケースの説明書が特に重要です。PCを組み立てる全体像がわかる内容になっています。他にもCPUクーラーの取り付けなどもあるので、説明書は必ず読みましょう。
あとは、説明書にないようなことはやらないこと。くれぐれもグラボをさす穴にメモリを入れたりしないように...