2021年 5月21日に発売された、M1チップ搭載のiPad Pro。
Apple Siliconの逆輸入が行われてさらなるパワーアップを果たしました。
このタイミングで今まで所持していたiPad Proを手放し、新型に乗り換える人も少なくないんじゃないでしょうか?
そこで私は考えました。
このタイミングで旧型のiPad Proが中古で大量に出回るのでは!?
なので今回は、中古で11インチiPad Proを検討している方向けに比較レビューを行いました。
[su_box title="この記事でわかること" style="default" box_color="#333333" title_color="#FFFFFF" radius="3" class="" id=""]
・11インチiPadProの2018年モデルと2020年モデルの使用感の違い
・どんな人に2018年モデル、2020年モデルがそれぞれおすすめなのか
・中古品全般を買うときに注意すること
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11インチ iPad Pro 2018と2020の違い
iPad Pro2018と2020の違いは以前から散々言われてきているので、大きな違いのみお伝えします。
それは超広角レンズの搭載有無。
カメラを使った際に撮れる画角の広さがiPad Pro 2020の方がかなり広くなります。
細かな違い(CPU、メモリなど)を除いて、特別違うところはここだけです。
2機種の使用感は?→変わらない!
他のレビュアーの方も言っていますが、これはガチです。本当に変わらない。(Jinの体感です)
簡単にですが、以下のような検証を行いました。
- バッテリー持ち
- Youtube 4k再生
- Codモバイルの操作感
- Adobe Fresco 重いブラシ
この辺りはさーっと読み飛ばしてもらって大丈夫です。
Youtube 4K再生→どちらも止まることを知らなかった
Youtube 4K動画を再生しましたが、iPad Pro2018も2020もノンストップ再生できました。
どちらかというと通信環境が大事といった印象を受けましたね。
バッテリーの持ち→1%差
4K動画を10分間再生して、どれくらい消耗するのかを比較しました。
結果はiPad Pro 2018は%消耗、2020は%消耗
結果的に1%しか差がありませんでした。
長時間使用で差が少し開く可能性はありますが、正直誤差レベルだと思います。
しかしこれに関しては、中古によるバッテリー消耗具合にもよるため、注意は必要。
Codモバイルの操作感→両者共に120fpsのヌルヌルを味わえた
Fortniteがプレイできなくなってしまったので、仕方なくCodモバイルで動作検証を行いました。
やはりヌルヌル。たまらん。多分120fps出てます。
余談ですが、こういったFPSゲームはPS4コントローラーでも遊ぶことができる場合があります。
外でもCS機体験ができるというのも嬉しいですね。
Adobe Fresco重いブラシ→どちらも重さが変わらなかった
お絵描きソフトの検証として、Adobe Frescoを使用しました。
同じ条件にて重いブラシを使用したところ、iPad Pro 2018と2020において差を感じることはありませんでした。
iPad Pro 2018と2020に差が出ない理由→CPU性能がほとんど同じ!
検証の結果、iPad Pro 2018と2020の使用感にほとんど違いを感じられませんでした。
それもそのはず、搭載されているCPUの性能が似たり寄ったりなのです!
iPad Pro 2020 | iPad Pro 2018 | |
---|---|---|
CPU | A12Z Bionic | A12X Bionic |
CPUコア数 | 8コア | 8コア |
GPUコア数 | 8コア | 7コア |
ベンチマークソフトによる結果がこちら。
iPad Pro 2020
iPad Pro 2018
これなら使用感に差が出てこないのも納得ですね。
中古を買うならどっちのモデル?
2021年6月時点のiPad Pro2018および2020の相場は以下の通りです。(メルカリ調べ)
- iPad Pro 2018 : 60,000円〜75,000円
- iPad Pro 2020 : 72,000円〜8,3000円
価格差はおおよそ10,000〜2,0000円ほどある印象ですね。
また、ストレージ128GB〜256GBの出品が多くを占めています。
それ以上のものだとさらに1万円ほど上乗せされると思って大丈夫です。
上記に加え、「スペック差は無い」ということを踏まえて、選ぶポイントを絞りました。
価格は圧倒的にiPad Pro2018が安い
iPad Pro 2018は本体価格が安いのが特徴です。
iPad Pro2020を購入する時と比較して、1~2万円ほど差が生まれる可能性があります。
この価格差を利用して、Apple Pencilやカバー、フィルムを揃えたりすることができるので、
出費を抑えつつ一式揃えたい!
という方にはiPad Pro 2018を選ぶと幸せになれると思います。
iPad Pro2018は消耗具合が心配
しかし安さにはデメリットも存在します。
それは、消耗している可能性が高まることです。
年数が経っている以上、iPad Pro 2020の方が長持ちすることは事実です。
安心して、長期的に使いたい!
という方はiPad Pro 2020を購入することが無難でしょう。
まとめ:コスパ重視→2018 安心重視→2020
私が実際使った感じでは、iPad Pro 2018で十分すぎると感じました。
Side Carでサブディスプレイにしたり、読書したり、絵を描いたり、Youtubeを観たり...
この程度であれば11インチiPad Proでストレスなくこなせます。
皆さんも自分にあったiPad Proを手に入れてみてください!
iPad Pro 2018をおすすめしたい人
- 周辺機器もガッツリ集めたい人
- 長期使用はあまり考えていない人
- とにかく11インチiPad Proを試してみたい人
iPad Pro 2020をおすすめしたい人
- 長期使用を考えている人
- 消耗具合を考えずに、安心して購入したい人
- iPad Pro 2018にない機能を求めている人