ロジクールが販売しているスピーカー「z407」。
このキーワードで検索したあなた!z407、気になってるんじゃないですか???
私は過去にz407のレビューを書いたのですが、それから一年以上が経過しました。長く使用してきて、いろいろわかったことがあります。
今回は、過去のレビューでは書ききれなかった
Z407って使いやすかったの?
をお伝えします!
もし購入を検討しているなら、このレビューは必見…とまでは行かずとも、参考にはなると自負しています。
「はぇ〜、z407ってこんなスピーカーなんやな〜」
っていうノリで見てください。
この記事でわかること
- z407の特徴がわかる
- z407を長期間使用して感じたことがわかる
- z407がオススメな人、オススメじゃない人がわかる
z407の特徴
z407については、過去レビューにて内容物を紹介しています。
なのでこの記事では割愛させていただくとして、z407の特徴からお話ししようかなと思いますね。
z407には⼤きく3つの特徴を備えています。それがこちら。
- 接続方法が豊富
- スピーカーを手元で操作可能
- デスクに合わせた配置を実現できる
ざっとおさらいしていきましょう!
接続⽅法が豊富
z407は3種類の接続が可能となっていて、
- AUX
- USB
- Bluetooth
こちらの3種に対応しています。
⼤抵のデバイスは接続可能で、できないのは光デジタルくらいですね。
ちなみに、それぞれの入力をミックスして音を流すことはできません。切り替え式です。
例えば、AUXをスイッチに、USBをPCに繋いでいたとして、それらの音源を同時にz407から流す、ということはできないということです。
少なくとも⼀般⼈なら、z407の接続に困ることはほぼないと思われます。何かしら使えるんじゃないでしょうか?
スピーカーを⼿元で操作可能
z407は「ワイヤレスコントロールダイヤル」を備えています。(以後、ダイヤル)
ダイヤルでできることを一言で言うなら、「スピーカーを⼿元で操作できる」でしょうか。
可能な操作としては以下の通り。
- ⾳量調節
- サブウーファー調節(低⾳調整)
- 音声の再⽣、停⽌(AUXはミュート、ミュート解除)
- 接続⽅法の切り替え(AUX、USB、Bluetoothの切り替え)
USBで接続しているときは、デバイス自体の⾳量調節が可能になります。
音量調節はお手のものですし、わざわざスピーカーに⼿を伸ばさなくても⼊⼒切り替えができたりするので、重宝している機能の一つです。
デスクに合わせた配置を実現できる
サブウーファーは固定ですが、スピーカーは縦横どちらでも配置が可能になっています。
スタンドを差し替えることで、デスクに合わせてスピーカーを配置できるようになっているんですね。
モニターの高さによって、デスク上の見栄えや収まりが違ってくるんですよね。
小さなことですが、そこにも気を遣えるロジクールさんは素敵です。
⼀年間z407を使ってみてどうだった?
ここからがみなさんが気になるところだと思います。
そこで、まずは私Jinが一年間使ったお気持ち表明をさせていただきます。
- 悪くない
- というかめっちゃいい
- お気に入り
- これからも使いたい
- 最高
- 個人的ベストバイ2021年受賞
- モンドセレクション金賞レベル
- 無人島に一つだけ持っていくものを聞かれたらz407と答える
…異物混入してるだって?
すみません。真面目にやります。
z407を1年使ってみて、普通に、というかかなり良いです。
まずは音質から。
z407の⾳質:迫力があり、一体感を感じられるサウンド
⾳質は◎です!
どのへんがよかったのか解説しますね。
サブウーファーによる低音は迫力あり
そこそこ大きいサブウーファーがついていることもあり、低音の迫力は素晴らしいです。
バスしっかり表現してくれるので、音楽の厚みを感じることができます。
それでいて、長時間聞いていても疲れない低音具合。さすがですね。
サテライトスピーカーの中、高音もあなどれない
ただ、大事なのはここから。サブウーファーに注目されがちなz407ですが、実はサテライトスピーカーがすごいんです。
鳥のさえずりのような繊細な表現からエレキギターの歪みのある音、ドラムの打つような破裂音など、それぞれ潰すことなく表現できていると感じます。
低音、中音、高音の一体感がすばらしい
上で各音域の良さを伝えてきたのですが、z407はさらに先の一体感も素晴らしかったです。
サブウーファーの低音域と中、高音域を担っているスピーカーはそれぞれ浮くことはなく、しっかりとまとめ上げています。
サブウーファー搭載型のスピーカーでありがちなのが、
- 低音が強すぎて、中、高音域が負けてしまう
- 音に一体感がなく、聞いていて違和感を覚える
- スピーカーが小さく、中、高音域がへっぽこでスカスカ
…ボコボコに書いていますが、実際にあったんですよね、聞いてて気分が悪くなるようなやつが。
そこんところをしっかりまとめ上げて、違和感を無くしているサテライトスピーカーさんが縁の下の力持ち、というわけなんです。
カッコつけて言えば「グルーヴ感」ってやつでしょう。
音質まとめ
まとめると
- サブウーファーの低音は締まりがあり、迫⼒を感じられる
- スピーカーは繊細かつ大胆な音を表現できるポテンシャルを持つ
- 各音域は一体感があり、音全体の完成度を高めている
こんなところですね。音質の良さは伝わったでしょうか。伝わってないなら、音読しながらもう一回読みましょう。
…ん?
音質は良いときたが、使い勝手がクソだったらやだね!
人間は欲深いですね。フフフ…その貪欲さ、嫌いじゃないですよ。
ということで、ここからは使い勝手編です。
z407の使い勝⼿:多機能スピーカーとしての強さがある
z407は、多機能スピーカーとしての使い勝手の良さに真髄が隠れています。
コントロールダイヤルで最適を見つけろ
まずは軽いジャブから。コントロールダイヤルが便利です。
システム音量を下げたり、デバイスの接続を切り替えたり。音に関わる一般的な調整は、大体これ一つで済みます。
しかもダイヤルはワイヤレスなので、離れすぎていない限りどこにでも置けます。嬉しい!
PCのシステムで音量を調整するより、ダイヤルの方がはるかに簡単かつ直感的です。この万能感、すごくないですか?
3種の贅沢な接続を生かせ!
ぶっちゃけここですよ、ココ。
複数の接続⽅法があるので、スピーカー1つであらゆるケースに対応できるのです。
色んなデバイスがあるんだけど、一つのスピーカーでまかないたい…
という、色々なデバイスを繋ぐ人にとっては、神のような機能と言えるでしょう。
ちなみに、Jinの各接続はこんな感じにしています。
- USB:4kモニターのUSBハブ(PC)
- AUX:任天堂スイッチ
- Bluetooth:スマホ
普段はPC音源に設定していて、繋いでいるPCから音が出るようにしています。
もしスイッチでゲームをするとなった場合には、ダイヤルでAUXに切り替えています。一発でUSBとAUXを切り替えることができるので楽ですね。ケーブルの差し替えなど必要ありません。
私自身、これには何度も救われています。ストレスフリー!
気軽にBluetoothでBGMをキメろ
前述の通り、z407はBluetooth接続に対応しています。
だから何?って感じでしょうが、ふとスマホから⾳楽を流したい時に、これめっちゃ便利です。
繋げる方法は、ダイヤルでBluetooth接続に切り替えるだけ。あとはあらかじめスマホをペアリングしておけば自動で繋がります。
この「痒いところに手が届く」ような機能を持っているのがz407なんですね。
何か音楽やBGMをかけたいけど、わざわざPCを立ち上げるのは面倒だし、スマホのスピーカーでは物足りない…
z407は、こんなニーズにしっかり答えてくれるでしょう。
コラム
私は生意気にもカフェのBGMを大体流しています。おうちスタバを簡単に演出できます。
使い勝手まとめ
総じて、z407はデバイスとの接続に強いことがわかります。用途別で接続可能、切り替えも自由自在。調節もフレキシブル。
…魔法か?
まとめると
- コントロールはいつでも手元から
- 出力デバイスの切り替えが簡単かつ便利
- 気軽なBGMでおしゃれ空間に早変わり
良い音を出すだけでは飽き足らず、性能面にも力を入れている…logicool、恐るべし。
z407レビューまとめ
さて、締めに入ります。
ここまでの音質と機能を両立できているスピーカーは、1万円以内では見つかりません。
Jinの周りにスピーカー欲しいなって思っている人がいたなら、まずはz407をおすすめすることにしています。
z407が合う人
- 初めてのスピーカーは失敗したくない
- 気軽に迫力のあるサウンドを楽しみたい
- 音だけでなく、機能面に優れたスピーカーが欲しい
PCスピーカーを検討しているけど、初めてのスピーカー選びは失敗したくない!という人がいれば、ぜひ買ってみてください。後悔はさせません。
また、安いスピーカー(~3000円クラス)からの買い替えの方にもおすすめと言えますね。
明らかに音質の向上があるので、是非とも体験して欲しいものです。
z407が合わない人
- サブウーファーを置くスペースがない
- スピーカーに1万円近くも出せない
- もっともっと音質にこだわりたい
褒めまくってしまいましたが、万人におすすめするつもりもありません。
やっぱりz407はサイズがやや大きいので、デスク周辺に置くスペースがない人は、もう少し省スペースなスピーカーを購入するべきでしょう。
また、「1万円はちょっと高い…」もしくは「金ならいくらでもあるぞ!」って人は、もっと良い選択肢があると思います。
私から言えることは、気になってるなら一回試すべき!ってことだけですね。モノを買うより経験を買いましょう。
ではより良いガジェットライフを!最後まで読んでいただき、誠に感謝です。