この記事は「2026年 6月10日」に更新しています。
予算10万円で、ちゃんと遊べるゲーミングPCは自作できるのか。結論から言うと、組めます!
VALORANT・Apex・原神あたりの軽めのゲームなら、フルHDで快適に動きます。モンハンワイルズのような重いゲームは設定を下げる前提になりますが、遊べなくはない。そのあたりも数字で見ていきます。
構成・fps・今の価格・BTO比較・組み立ての注意点まで、毎月実際にPCを組んでいる立場からまとめました。
それじゃ、やっていこう!
じんです。自作PCの制作・販売をやっています。
ご相談は【X(旧Twitter)】か【お問い合わせフォーム】にて。
この記事でわかること
- 予算10万円自作PCのパーツ構成
- どのゲームがどれくらいのfpsで動くか(複数レビューの平均)
- 今の価格で本当に予算に収まるのか
- BTOとの違い・組み立ての注意点・よくある質問
予算10万円の自作PCはこの構成で組める!【2026年6月版】

今回のパーツ選びの基準はこの3つです。
- 本体は10万円前後に収める
- Amazonで揃えられる
- ゲーム性能を優先する
下の表が今月のおすすめ構成です。価格は毎月見直しているので、その時点で実際に買える金額になっています。
そのまま買ってもいいし、各パーツの選定理由を参考にカスタマイズしてもOK!
10万円 自作PCパーツ構成表
| 分類 | パーツ名 | 価格(2026 6/10時点) |
|---|---|---|
| CPU | Ryzen5 5600 | ¥23,600 |
| グラフィックボード | Geforce RTX 3050 | ¥29,800 |
| メモリ | DDR4 16GB | ¥15,880 |
| SSD | M.2 500GB | ¥13,580 |
| マザーボード | A520M-A PRO | ¥6,040 |
| 電源 | 650W Bronze | ¥5,460 |
| CPUクーラー | Thermalright Assassin King 120 SE ARGB | ¥2,899 |
| PCケース | Okinos Cypress 3 Wood | ¥7,618 |
| OS | Windows 11 Home | ¥14,991 |
| 合計 | ¥119,868 |
パーツの選定理由
- CPU:PCの性能に直結するパーツ。 予算が限られるため Ryzen5 5600を選択
- グラボ:極力予算を割きたいパーツ。144fpsを目指す
- メモリ:16GBあればOK。予算を抑えるため、動作周波数は後回し
- SSD:M.2 の500GBを選択。ゲーム3タイトル程度であれば問題なし
- マザーボード:予算の関係で必要最低限。これでも十分使える
- 電源:550W以上あると安心。80+認証はBronzeでOK
- PCケース:価格が安いものから選択。ここは好みで選んでOK
10万円構成をカスタムしたい時は以下をチェック!
この構成はパーツの互換性を確認済みなので、そのまま買えば大丈夫です。自分でパーツを入れ替えるときは、以下の5点をチェックしてください。
- CPUソケット:CPUとマザーボードのソケットが合っているか(例:Ryzen 5 5600=AM4)
- メモリ規格:マザーボードがDDR4かDDR5か。CPU/マザーに合わせる
- ケースサイズ:マザーボード(microATX等)がケースに入るか
- 電源容量とコネクタ:グラボに必要な補助電源コネクタがあるか
- グラボの長さ:ケースにグラボが収まる長さか
パーツ選びで迷ったら、気軽に相談してください
この構成でAPEXちゃんと動くかな...
もうちょっと予算出したほうがいい?
10万円構成だと「このスペックで自分のやりたいゲームは遊べるのか」が一番気になるところだと思います。こんな相談をよくもらいます。
- 「○○(ゲーム名)はこの構成で遊べる?」
- 「10万円と15万円、どっちにすべきか迷ってる」
- 「パーツを1つ変えたいけど、互換性が合ってるか不安」
- 「自分で組むのが不安なので、代行でお願いしたい」
XのDMで予算と遊びたいゲームを教えてもらえれば、パーツ構成をまとめたAmazonリンクを作って返します。お問い合わせフォームからでもOKです。
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じん@ゲーミングPC・自作PC組み立て代行・販売やるひと (@pcbuildnet) / X
x.com
一緒に考えます!気軽に相談してね。
では、この構成で実際にどれくらいのfpsが出るのか。人気ゲームごとに見ていきます。
10万円PCは軽いゲームならフルHDで快適、重いゲームは設定次第
今回の構成(GeForce RTX 3050)で人気のゲームが何fpsくらい出るかを、複数のレビューから平均してまとめました。フルHD(1080p)での目安です。
緑=快適に遊べる、オレンジ=設定やDLSSの調整が必要。原神とスト6は60fpsで頭打ちのゲームなので、グラフ上は60で揃えてあります。詳しい設定の組み合わせは下の表をどうぞ。
| ゲーム | 設定 | 平均fps(目安) | 快適度 |
|---|---|---|---|
| VALORANT | 最高 | 約300 | 余裕 |
| マイクラ(影MODなし) | 最高 | 約230 | 余裕(影MODを入れると40〜60fpsに低下) |
| フォートナイト | 中 | 約130 | 快適(最高設定は約66) |
| FF14 | 最高 | 約114 | 余裕 |
| Apex Legends | 中 | 約112 | 快適(最高設定は約85) |
| タルコフ | 中 | 約87 | 快適(最高は約64) |
| 原神 | 最高 | 60(ゲーム上限) | 快適 |
| ストリートファイター6 | 最高 | 60(ゲーム上限) | 快適 |
| モンハンワイルズ | 中+DLSS | 約43 | 設定次第(最高+DLSSで約36) |
競技系のFPS(VALORANT・Apex・フォートナイト)は十分動く
VALORANTは最高設定でも300fps前後。Apexやフォートナイトも設定を中にすれば100fps以上出ます。マイクラ(影MODなし)なら200fps超え。軽めの対戦ゲームやサンドボックスが目的なら、10万円PCで十分いけます。
対戦ゲームは設定を下げてfpsを稼ぐのが普通なので、実際の数字はもう少し上。144Hzモニターを用意すれば、体感でわかるくらい滑らかになります。
重いゲーム(モンハンワイルズ)は設定を下げる前提になる
モンハンワイルズのような重いゲームは、RTX 3050だとちょっと苦しい。中設定+DLSSで40fps台です。遊べなくはないけど、設定を下げてDLSS(画質をAIで補いながらfpsを稼ぐ機能)を使う前提になります。
重いゲームも快適に遊びたいなら、グラボを1〜2万円ぶん上げる(RTX 4060やRX 7600あたり)か、15万円の構成(RTX 5060)のほうが向いています。逆に、軽めのタイトル中心なら10万円で全然OK!
10万円でここまで出せるのは、パーツの選び方にコツがあるからです。次はそのあたりを解説します。
10万円に収めるコツは、グラボ以外を削ること

10万円で組むなら、どこかを削らないと予算に収まりません。
考え方はシンプルで、ゲームの快適さに直結するグラボにお金を集中して、それ以外をできるだけ安く抑えます。
グラボに予算を集中する
ゲームのfpsに一番影響するのはグラボです。今回の構成ではRTX 3050を選んでいますが、予算内で買える一番いいグラボを選ぶのが鉄則です。グラボに3〜4万円は確保したい。残りの6〜7万円でCPU・マザボ・メモリ・電源・ケース・SSDを揃えるイメージです。
10万円の予算でも、ここだけはケチらないほうがいいね。
マザーボードは安いモデルでいく
マザーボードは安いモデルで十分です。RyzenならA520など。
ゲーム用途であれば、1万円以下のモデルでもCPUやグラボの性能はきちんと出ます。高いマザーボードとの差は、USB端子の数やWi-Fi内蔵、オーバークロック対応といった付加機能で、ゲームのfpsには関係ありません。ここはケチるしかないし、ケチっても困らないところです。
CPUもコスパ重視で選ぶ
CPUも同じで、ゲーム用途なら最新世代の上位モデルは要りません。Ryzen 5 5600のようなCPUでも、ゲームでは十分な性能が出ます。1〜2世代前のミドルクラスCPUは値段がかなり下がっているので、ここで浮いた分をグラボに回しましょう。
安いメーカーのパーツを活用する
メモリやSSD、ケースは、有名メーカーにこだわらなくても大丈夫です。
たとえばメモリなら、聞いたことのないメーカーでもDDR4-3200の16GBが4,000〜5,000円で買えます。SSDもKIOXIAやHIKSEMIのような低価格メーカーで十分。ただし電源だけは無名メーカーを避けてください。80PLUS Bronze以上で名前の通ったメーカー(玄人志向、Thermaltake、Cougarなど)を選べば安心です。
「安いメーカー=壊れやすい」は間違い
安いメーカーのグラボって壊れやすいんじゃないの?
けっこう誤解されているんですが、実際のデータを見るとそうでもないんです。安いメーカーのほうが故障率が低いことすらあります。
以下は、スイスの大手小売店Digitecが公開しているグラボのRMA率(返品率=故障や初期不良で返ってきた割合)です。
| メーカー | RMA率 | 価格帯の印象 |
|---|---|---|
| Gainward | 0.4% | 安い |
| Palit | 0.8% | 安い |
| PNY | 0.8% | 安い |
| Inno3D | 0.9% | 安い |
| PowerColor | 1.2% | 中〜安 |
| ASUS | 1.4% | 高い |
| MSI | 1.4% | 中〜高 |
| ZOTAC | 1.8% | 中 |
| Gigabyte | 1.9% | 中〜高 |
| ASRock | 2.1% | 中 |
| Sapphire | 2.5% | 中 |
Gainward(0.4%)やPalit(0.8%)といった「安い」メーカーが、RMA率で最も優秀です。一方、高くて有名なASUSは1.4%で中くらい。Gigabyteは1.9%。値段が高いから壊れにくい、とは全然限らないんですよね。
もうひとつ、ドイツの大手小売店MindfactoryのAMDグラボに絞ったデータも見てみましょう。
| メーカー | 出荷数 | RMA件数 | RMA率 |
|---|---|---|---|
| ASRock | 2,520 | 48 | 2% |
| MSI | 7,280 | 145 | 2% |
| Sapphire | 13,700 | 321 | 2% |
| Gigabyte | 5,990 | 176 | 3% |
| XFX | 2,740 | 98 | 4% |
| PowerColor | 11,870 | 663 | 6% |
| 合計 | 44,100 | 1,452 | 3% |
こちらだとPowerColorが6%と高めに出ていて、メーカーによってバラつきはあります。
ただ全体の傾向として言えるのは、高いメーカーだから壊れにくいとは限らないということ。ぶっちゃけ、メーカーで故障率を語るのはあまり意味がなくて、それより保証内容(何年保証か、国内サポートがあるか)を気にしたほうがいいです。
なので10万円構成で安いメーカーのグラボを選んでも、品質面で怖がる必要はありません。浮いたお金でグラボのグレードを1つ上げるほうが、ゲーム体験はずっと良くなります!
DDR4(AM4)で組んで問題ない
「今さらDDR4で組んで大丈夫?DDR5にしないと損では?」という質問はよくありますが、10万円帯ならDDR4(AM4)でOKです。
DDR4-3200とDDR5-6000でも、ゲームのfps差は数%程度。一方でDDR5メモリは2026年現在まだ高くて、AM5にすると数千円〜1万円ほど上乗せになります。その分をグラボに回したほうが、ゲーム体験はずっと良くなります。
将来CPUを何度も載せ替えて長く使いたい人なら、AM5+DDR5にする価値はあります。ただ「まず安くゲームを始めたい」なら、AM4+DDR4が素直な選択。必要なときが買い時です。
というより、DDR4しか選択肢がない状態かも。
ここまで自作のパーツ選びを見てきましたが、「そもそもBTOで買ったほうが楽じゃない?」という疑問もあると思います。
10万円台のゲーミングPCは市販だと少ない。自作が現実的
「BTOのほうが楽では?」と思うかもしれませんが、この価格帯だとBTO(完成品PC)の選択肢がほとんどありません。
RTX 3050搭載のBTOで最安クラスが約13万円、しかもCPUはRyzen 5 5500だったりします。今回の自作構成はRyzen 5 5600で約12万円なので、安くて性能も上です。
もちろんBTOには全体保証や、届いてすぐ使える手軽さがあります。それに1〜2万円の差を惜しまないなら選択肢には入ります。ただ、10万円台で少しでも良い性能を引き出したいなら、自作のほうが有利です。
性能面では自作が有利。じゃあこの10万円PC、長い目で見るとどうなのか。
10万円PCは「安く始める入口」と割り切るのがちょうどいいかも

2026年時点では、10万円の構成に余裕はありません。
でもそれでいいんです。この予算は「安くゲームを始めるための入口」だと割り切るのがちょうどいいと思います。
今回の構成はAM4+DDR4で、CPUの載せ替え先もほぼありません。アップグレードして長く延命するタイプの構成ではないです。グラボだけなら交換できますが、本格的にスペックを上げたくなったら15万円クラス(AM5+DDR5)で組み直すほうが合理的。
とはいえ、軽めのゲーム中心なら3〜4年は現役でいける計算ですね。
まず10万円で組んで遊び始めて、物足りなくなったときに次を考える戦略だね!
10万円自作PCの考え方はここまで。残りは、よく聞かれる質問をまとめておきます。
よくある質問(FAQ)
10万円で自作PCは組めますか?OSやモニターも込みですか?
PC本体なら10万円台で組めます。記事の「10万円」は本体パーツ代です。Windows(約1.5万円)は別途必要で、モニター・キーボード・マウスも別です。すでに持っているものがあれば、その分は不要です。
10万円の自作PCでApexやVALORANTは何fps出ますか?
フルHDで、VALORANTは約300fps、Apexは中設定で約110fpsが目安です(RTX 3050)。対戦ゲームは設定を下げればさらに上がるので、144Hzのモニターを活かせます。
モンハンワイルズや重いゲームも動きますか?
動きますが、快適とは言えません。モンハンワイルズは中設定+DLSSで40fps台が目安です。重いゲームを快適に遊びたいなら、グラボを1〜2万円ぶん上げるか、15万円構成(RTX 5060)を検討してください。
10万円なら自作とBTO、どちらがお得ですか?
価格差は昔より縮まり、同スペックで1〜2万円ほどのこともあります。それでも自作は、予算をグラボに集中できる・電源やメモリを自分で選べる・後からパーツを替えて延命できる、という良さがあります。全体保証やすぐ使える手軽さを重視するならBTOです。
初心者でも組めますか?失敗してパーツを壊しませんか?
組めます。パーツは差し込む向きが基本1種類で、間違えにくい設計です。多い失敗は静電気・CPUクーラーの保護フィルム剥がし忘れ・メモリの半挿しで、いずれも手順を守れば防げます。不安なら組み立て代行も使えます。
DDR4のAM4構成で今組んで将来大丈夫ですか?
10万円帯ならDDR4(AM4)で問題ありません。ゲームのfps差はDDR5でも数%程度です。今はDDR5メモリが高いので、AM5にするとその分割高になります。性能を上げたくなったらグラボだけ替えるのが基本です。
安いマザーボードや電源は壊れやすいですか?
マザーボードはゲーム用途なら安価モデルでも性能はきちんと出ます。一方、電源だけは安すぎる無名メーカーを避けてください。80PLUS Bronze以上の、名前の通ったメーカーを選べば安心です。
10万円の自作PCは何年くらい使えますか?
軽めのゲーム中心なら3〜4年は現役で使えます。長く使うコツは、本体を丸ごと買い替えず、性能に効くグラボだけを後から替えることです。
電気代はどれくらいかかりますか?
1日3時間ゲームを遊ぶとして、年間およそ7,000円が目安です(1kWhあたり31円で計算)。今回の構成(RTX 3050+Ryzen 5 5600)はアイドル時50〜60W、ゲーム中180〜220Wと消費電力が低めなので、高性能PCより電気代は抑えられます。
もっと性能が欲しいなら15・20・30万円も検討
ここまで読んで「もう少し出せそう」と思ったら、上の予算帯もあります。
- 予算15万円の自作PC構成(RTX 5060。重いゲームも狙うならこちら)
- 予算20万円の自作PC構成(WQHDも視野に)
- 予算30万円の自作PC構成(4K・配信・動画編集まで)
まとめ:10万円でも遊びたいゲーム次第で十分に楽しめる!
この記事のポイント
- 10万円台で自作ゲーミングPCは組める
- 軽めのゲームはフルHDで快適。重いゲームは設定を下げる前提
- 今はメモリ・SSDが高いので、DDR4+500GBで予算に収める
- 組むのが不安なら相談・代行・即納という選択肢もある
10万円でも、グラボに予算を集中してマザボやメモリを抑えれば、ちゃんと遊べるゲーミングPCは組めます。VALORANTやApexは余裕、モンハンワイルズは設定を下げる前提。遊びたいゲーム次第で判断するのがポイントですね。
まずは上のfps表で、自分が遊びたいゲームがどれくらい動くかを確認してみてください。納得できたら、構成表のパーツをそのまま買って組むのが一番早いです。パーツを入れ替えたい場合は、互換性チェックの5項目を忘れずに。
「この構成で大丈夫かな」「パーツを変えたいけど合うかわからない」という方は、XのDMで予算と遊びたいゲームを教えてもらえれば返します!組み立てが不安なら、代行という手もありますのでぜひご相談ください。
ここまで読んでくれた、そんなあなたが大好きです。




