自作PC

【ワンコイン500円】激安なJunkPC購入してみた。

あけましておめでとうございます。ついに2020年がやってきましたね。東京オリンピック開催が決まった時は

「まだ全然先じゃん。」

と思っていたんですが、気づけば今年開催...時の流れは速いですなぁ。

追記:2022 9/14

東京オリンピック終わりましたね。まさかこの頃はコロナが強くなるなんて想像もしてませんでした。

今はだいぶ落ち着きましたが、皆さんの周りは大丈夫ですか?これからも感染対策に努めましょうね。

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さて話は変わりますが、わたくしダイコーは、新年初ハードオフにてあるPCを買ってきました。今回はそのPCの事を書いていこうと思います。

購入品:dell vostro 230(ジャンク)

買ったのがこいつ。Dell製Vostro230スリムケース(2010 2/25発売)です。

購入の決め手はなんといってもその値段でした。なんと550円(税込)!安い!おそらく新年の大掃除か何かで売りに出されたのでしょう。まだジャンクコーナーに行く前の、レジ近くに溜まっている売り物の中にありました。

それを見た刹那、私はこいつを掴みあげると真っ先にジャンクコーナーの電源確認スペースへ向かいましたとさ。

ジャンク理由:パーツ欠品

ちなみにジャンク理由はこんな感じ。HDDとメモリがないだけみたいですね。ハードオフの電源コーナーで起動させてみたところ電源ランプがオレンジ色になって点滅、ビープ音が2回なりました。

引用元:デル製デスクトップPCのビープ音について

Dellの公式サイトによれば、このエラーはメモリを認識していない場合のものだとか。メモリが搭載されていないので当然ですね。

CPUが乗っていない可能性も考えましたが、CPUクーラーが正しく装着されている且つ安定して回っている(回転、停止を繰り返したりしていない)ことからその可能性は低いと考えました。まあ最悪失敗しても550円だし…いっか!(脳死)と思い購入したわけです。

Junkとは...?

ジャンク品(ジャンクひん、英語:Junk、故障と同義)とは、そのまま使える見込みがないほど故障・損耗し、本来の製品としての利用価値を失っている場合がある物。ジャンクジャンクパーツと呼ぶこともある。年式があまりにも古いなどで商品価値が極めて低く大した利益が見込めない商品は買取後に動作チェックをせずにジャンクコーナーに並べられている場合がある。

引用元:Wikipedia ジャンク品

今回は最後の文のケースに当たると思われます。

中身をチェック!果たして状態は…?

それでは詳しく見て行こうと思います。

このケースは横置き対応なので、PCの上にモニターを置くことで省スペース化できるようになっています。これはちょっと嬉しいですね。

オンボード端子

背面はこんな感じ。左からPS/2コネクタ、シリアルポート、D-Sub端子、USB2.0×4、LAN端子、オーディオコネクタです。シリアルポートは最近のマザーボードではほとんど見かけなくなったのですが、PS/2ポートに関してはしぶとく生き残っていますね。やはり需要があるのでしょうか。

各パーツの状態は良好

思っていたよりもだいぶ綺麗な印象

おぉっ。結構綺麗ですね。ジャンク品はえげつなく汚れていることも多々あるんですが、今回はかなり当たりな方です。

ケーブルは必要最低限といった印象です。余裕があるとすればSSD、HDD増設用のSATA電源ケーブルでしょうか。まあそれがあれば十分ですけどね。

CPUクーラーを外したところです。グリスはやはり乾いていてあまり役割を果たしていない状態でした。と言っても10年前のPCなんでしょうがないと言えばしょうがないですね。

core 2 duo E7500

CPUはcore 2 duo E7500でした。シールにcore 2 duoと書いてあったのと、公式ホームページよりスペック表を見た時からある程度想定できていました。

core 2 Quadにも対応しているとのことなので、もし入手できたら交換してみようと思います。

まさかのDDR3メモリ対応

しかし驚いたのはメモリスロット。core2世代のくせに生意気にもDDR3メモリに対応していました。この世代はDDR2が主流なので、おそらくメモリの規格転換期に制作されたのでしょう。最大容量は4GBまでで少し物足りないような気もしますが、用途と世代を考えればこんなもんでしょうか。

SATA2ポートは4つありました。ある程度のSSDの増設は可能みたいです。その他にSATAの使用用途はあまりないような気がします。

電源はTFX規格で250Wでした。容量はかなり少なめなので、重量級のグラフィックボードを増設するのは厳しそうです。電源を交換すればいいのかもしれませんが、このケースに入る電源の種類はかなり限られてくるため、自作で流用するのはコストがかかりそうです。

動作確認 その実力は

メモリを別のPCから移植して起動確認。あっさり起動してしまいました。

ブラウジング速度は十分で、かなり滑らかに動いてくれました。動画再生もできましたが、1080p全画面表示だともたつきが見られました。個人的にはメモリが不足しているのではないかと思います。2GBしか手元になかったので試しようがありませんが…

とはいえかなり古いCPU。割と頑張ってくれているのではないでしょうか?

ちなみにpci接続の無線子機もつけてみました。速度はまぁそこまで速くはないですが、十分使える性能ですね。てか思ってたよりも速い…

まとめ:古い割に頑張ってくれた550円

今回は久しぶりのジャンクPCで結構楽しかったです。古いPCがどこまでいけるのかを確認できたのと、無線LANの実力も少し見れたのは良かったです。

とはいえ流石にメイン機として使っていくわけでもないので、どうしようかと思っています。というのも画面出力はD-Sub一口なので、対応しているモニターが少ないんですよね。画質も落ちるのでDVDプレイヤーとしての運用も厳しそう…

こんな調子で買っていくとモノで溢れてくるんですよね。どーにかしたいこの性格。

追記:ジャンクって楽しいよ!

たまたま寄ったリサイクルショップにあったデカいウェブカメラ。定価15,000円。

最近GoogleのDiscover機能で少しみられているので追記をば。

この記事で伝えたいことは、「ジャンクは面白いよ!」ってことです。

別にPCじゃなくてもいいんです。あなたが昔好きだったものとか、興味を持ったものとか。

もちろん失敗もするんですけど、その時の試行錯誤の経験や知識は他には代えられません。

好奇心のままに活動することは、それ自体が目的となります。

最近、夢中になって何かに没頭した出来事はありましたか?

中古・リサイクルショップに遊びに行ってみると、新たな出会いが待っているかもしれませんね。

ここまで読んでくださった、そんなあなたが大好きです。

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  • この記事を書いた人

じん

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