お久しぶりです、Jinです。
この記事は一言で言うと
「フォートナイトをPCで遊びたい!」という気持ちにお答えした記事
になります。
- フォトナをゲーム機でプレイしていたけど、PCで快適にプレイしたい!
- 自分で組んでみたいけど、パーツ構成がわからない...
- 自作PCで、fortniteがどれくらい動くか知りたい!
このようなことを考えているかたにおすすめの記事です。
Fortniteを遊ぶためのゲーミングPCを手に入れる上で、自作PCも一つの選択肢です。
しかし、

自作PCには興味があるけど、いざパーツを考えてみると結構難しいぞ...
という壁にぶち当たる人は少なくないはず。
そこで、前半ではカジュアルプレイヤーからガチ勢まで、あらゆる人にオススメできる自作PC構成を、予算別に紹介しています。
後半では、フォトナをプレイするのに必須な周辺機器の選び方も紹介しています。ここまで揃えて自作PCの完成とまで考えているので、PCでフォートナイトを始めたいあなたには必見です。
それじゃ、やっていこう!

じんです。自作PC組み立て代行をやっています。
ご相談は【X(旧Twitter)】か【お問い合わせフォーム】にて。
この記事でわかること
- フォートナイトをプレイするための自作PCパーツ構成がわかる
- あなたにどの自作PCパーツ構成が合っているのかがわかる
- ゲーム用周辺機器の揃え方がわかる
フォートナイトの最小・推奨スペック

本題の前に、まずは公式の最小・推奨スペックを確認しましょう。
最小システム要件 | 推奨システム要件 | クオリティプリセット「最高」の要件 | |
---|---|---|---|
OS | Windows 10 | Windows 10 | Windows 10 |
プロセッサー | Core i3‑3225 | Core i5-7300U Ryzen 3 3300U | Core i7-8700 Ryzen 7 3700x |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
グラフィック | Intel HD 4000 AMD Radeon Vega 8 | Nvidia GTX 960 AMD R9 280 | GeForce RTX 4060Ti Radeon RX 6700XT |
競技ゲームということもあって、要求スペック自体はそこまで高くはありません。最小要件には「Intel HD 4000」や「Radeon Vega 8」といった内蔵GPUが記載されており、エントリーモデルのPCでも動作可能な設計になっています。
同じバトロワ系の「Apex Legends」では最小要件としてGTX 660が指定されています。フォートナイトの方がさらに幅広い環境で動かせることがわかりますね。
ただし、快適にプレイするには安定したフレームレートが不可欠。特に建築バトルなど動きが激しい場面では、推奨以上の環境が望ましいです。メモリに関しては16GBが前提とされており、この点は最近のPCゲームらしい条件だといえます。
Fortniteが動作する自作PC構成を紹介
ここからが本題。フォートナイトが遊べるPC構成をチェックしていきましょう!
【最小スペック】10万円~で組める自作PC
分類 | パーツ名 | 価格(2025 8/8時点) |
---|---|---|
CPU | Ryzen7 5700X | ¥24,970 |
グラフィックボード | Radeon RX 7600 | ¥37,345 |
メモリ | DDR4 16GB | ¥5,635 |
SSD | M.2 500GB | ¥4,980 |
マザーボード | A520M-A PRO | ¥3,717 |
電源 | 650W Bronze | ¥5,691 |
CPUクーラー | 空冷クーラー | ¥2,559 |
PCケース | ZALMAN Z1 Iceberg Black | ¥7,448 |
OS | Windows 11 Home | ¥14,696 |
合計 | ¥107,041 |
パーツの選定理由
- CPU:PCの性能に直結するパーツ。 マザボが安いので Ryzen7 5700Xを選択
- グラボ:極力予算を割きたいパーツ。144fpsを目指す
- メモリ:16GBあればOK。予算を抑えるため、動作周波数は後回し
- SSD:M.2 の500GBを選択。ゲーム3タイトル程度であれば問題なし
- マザーボード:予算の関係で必要最低限。これでも十分使える
- 電源:550W以上あると安心。80+認証はBronzeでOK
- PCケース:価格が安いものから選択。ここは好みで選んでOK
こちらの構成を参考にすれば、10万円前後でフォートナイトを遊べるPCが組めます。
【おすすめスペック】15万円~で組める自作PC
10万円のPCでも、十分フォートナイトは動作するのですが、負荷がかかる場面だと、一時的にカクつく可能性も。
一瞬が命取りなバトロワゲームにおいて、重要な場面を逃すわけにはいきません。
ということでおすすめなのが以下の構成。
分類 | パーツ名 | 価格(2025 8/8時点) |
---|---|---|
CPU | Ryzen5 7600X | ¥26,399 |
グラフィックボード | Radeon RX 9060XT 16GB | ¥62,192 |
メモリ | DDR5 32GB | ¥10,282 |
SSD | M.2 1TB | ¥8,080 |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B650M-E WIFI | ¥18,162 |
電源 | 650W Bronze | ¥5,691 |
PCケース | ZALMAN Z1 Iceberg Black | ¥7,448 |
CPUクーラー | Thermalright AssassinX 120 | ¥2,399 |
OS | Windows 11 Home | ¥14,696 |
合計 | ¥155,349 |
パーツの選定理由
- CPU:PCの性能に直結するパーツ。Ryzen5 7600Xを選択。
- グラボ:PC性能に最も影響を与えるパーツ。性能重視なら最重要
- メモリ:32GBで余裕ある構成に。予算を抑えるため、動作周波数は後回し
- SSD:M.2 の1TBを選択。ゲームに加えて動画保存もある程度対応
- マザーボード:安さと性能の両立を目指す。予算的に18,000円が限界
- 電源:ミドルスペックPCなら、おおよそ650Wあればよし
- PCケース:見た目と安さの両立。ここは好みでOK
- CPUクーラー:Ryzen5なら空冷で十分。予算があるなら水冷でも
【ハイスペック】240fps貼り付きで遊べる自作PC
他の重量級ゲームをやったり、配信をしたりなど、スペックに余裕が欲しい方はこちらの構成がおすすめ。
分類 | パーツ名 | 価格(2025 8/8時点) |
---|---|---|
CPU | Ryzen7 9700X | ¥49,488 |
マザーボード | ASUS TUF GAMING B650-PLUS WIFI | ¥19,718 |
グラフィックボード | RADEON RX 9070 XT | ¥116,700 |
メモリ | DDR5 32GB | ¥15,290 |
SSD | M.2 2TB | ¥17,080 |
電源 | 850w Gold | ¥15,764 |
CPUクーラー | ASUS PRIME LC 360 ARGB | ¥12,969 |
PCケース | CORSAIR FRAME 4000D RS ARGB | ¥14,827 |
OS | Windows 11 Home | ¥14,696 |
合計 | ¥276,532 |
パーツの選定理由
- CPU:PCの性能に直結するパーツ。 Ryzen 7 9700Xでグラボとの相性をとる
- グラボ:極力予算を割きたいパーツ。2025年8月時点ではRX9070XTがおすすめ
- メモリ:32GBあればOK。5600Mhz以上あればなお良し
- SSD:M.2 の2TBを選択。これだけあれば当分困らない
- マザーボード:B650は安くて優秀なマザーが多い。25,000円前後でOK
- 電源:850W以上あると安心。80+ GOLDが好ましい
- CPUクーラー:360mm水冷でCPUを冷却。
- PCケース:大きなグラボが入るケースを選ぶ。グラボ基準は330mm以上
予算別でフォートナイトがどれくらい動くか?
せっかくパーツをそろえてPCを組むなら、「この構成でフォートナイトがどれくらい快適に動くのか」が気になりますよね。
ここでは、10万円・15万円・30万円の構成別に、実際の動作目安をまとめてみました。どの構成を選べば、自分の遊び方に合った快適さを得られるのか、参考にしてみてください。
フォートナイト動作目安(構成別)
構成 | 快適さの目安 | 具体的な動作イメージ |
---|---|---|
【最小スペック】10万円PC | 十分遊べるレベル | 1080p・中設定で平均100fps前後。低設定なら144fpsも狙える。普段遊びやカジュアル層には◎ |
【おすすめ】15万円PC | かなり快適 | 1080p・高設定で160〜200fps。144Hzモニターを使えば「ぬるぬる感」が段違い。競技プレイ入門にも最適 |
【ハイスペック】30万円PC | プロ仕様 | 1440p・最高設定でも200〜240fps張り付き。配信しながらでも快適。eスポーツ大会の環境に近い |
10万円PC(エントリー向け)
コスパ重視でもしっかり遊べる性能。
設定を中〜低にすれば、フォートナイトなら十分快適です。
ただし他の重量級ゲーム(例:ApexやVALORANTなど競技系)は問題なく動きますが、モンハンワイルズや最新のAAA級タイトルを高設定で快適に遊ぶのは難しい場合があります。
「とりあえずフォートナイトや軽めのFPSを遊びたい」という方や、初めてゲーミングPCを組む人にぴったりの構成です。
15万円PC(おすすめ構成)
予算を少し上げるだけで、快適さは大きく変わります。
フォートナイトでは高設定でも160fps以上を狙えるので、144Hzモニターとの組み合わせで「一度体験すると戻れない滑らかさ」を実感できます。
さらにこのクラスになると、Apexや原神、エルデンリングなどの重量級タイトルでも中〜高設定で安定して遊べるようになります。
「フォートナイトだけでなく、他の人気ゲームも快適に楽しみたい」という方にはベストバランスの構成です。
30万円PC(ハイスペック構成)
240fpsで張り付く動作は、まさにプロ仕様。
余裕のある性能を活かして、配信や動画編集をしながらのプレイも問題なし。
さらに、最新のAAA級タイトル(サイバーパンク2077、バイオREシリーズ、ホグワーツ・レガシーなど)も4K解像度・高設定で安定して動作します。
大会を意識するガチ勢や、幅広いタイトルを最高の環境で楽しみたい人におすすめの構成です。
fortniteにおすすめな周辺機器
PCでゲームをプレイするには、PC本体に加えて周辺機器が必要になります。
実際に映像を描画するモニターや、操作をするキーボードやマウスなど、これらはゲームを快適にプレイする上でめちゃくちゃ重要。
これからゲームを始めるかたに向けて、選び方のコツとおすすめをお伝えします。
モニター:144hz~240hz対応を
必ず、「リフレッシュレートが144hz以上」のモニターを選びましょう。それ以外にも重要な要素はありますが、ここだけは押さえておきたい。
予算的には17,000円〜あたりで考えておけばOKです。
チェックポイント!
- 144hz以上に対応していること
- パネルはVAかIPS。TNはおすすめしない
- 24インチ程度
マウス:サイドボタンあり
必ず「サイドボタン」があるマウスを選びましょう。
ゲーム特有の操作をマウス側に割り振ることができ、咄嗟の判断にも対応できるようになります。
また無線接続できるマウスの方が、線のトラブルがなく快適にプレイできます。デスクもスッキリして一石二鳥。
チェックポイント!
- サイドボタンありは絶対
- FPS系なら、ボタン数が多すぎないモデルが良い
- 無線モデルの方が、線に邪魔されず快適
コラム
サイドボタンは2~3つで十分。
MMO用マウスのような、めちゃくちゃたくさんボタンがあるマウスはNG。押すべきボタンがわからなくなる。
キーボード:メカニカルキーボードがおすすめ
ゲーム用のキーボードなら、メカニカルキーボードがおすすめです。キーボード自体の耐久性と、手への負担軽減という観点で優れています。
ただし、メカニカルキーボードはめっちゃ種類が多いのと、商品によって打ち心地がかなり違うので、お近くの家電量販店で試し打ちをしてみることをおすすめします。個人的には赤軸か茶軸を推したい。
キーボードのサイズは、テンキーレス(80%サイズ)がおすすめです。コンパクトな分デスクを広く取れるため、マウスの可動範囲が広くなります。
チェックポイント!
- メカニカルキーボードを選ぼう
- キースイッチは赤軸、茶軸あたりが安牌
- ゲームをやるなら、テンキーレス(80%サイズ)だとスペースを広く取れる
コラム
ぶっちゃけ、キーボードは安いものでもゲームをプレイすることは可能。予算が限られている場合は、後回しにしても良い。
まとめ
さて、締めに入ります。
フォートナイトは競技シーンでも使われる人気タイトルですが、意外にも要求スペックは高すぎず、幅広いPC環境で動作するゲームです。
- 10万円PC(エントリー向け)
予算を抑えつつフォートナイトや軽いFPSを楽しめる。初めてのゲーミングPCにぴったり。 - 15万円PC(おすすめ構成)
フォートナイトを高設定でぬるぬる動かせるうえ、Apexやエルデンリングなどの重量級ゲームも快適。コスパと性能のバランスが良い一台。 - 30万円PC(ハイスペック構成)
240fps張り付きのプロ仕様。配信や動画編集も余裕でこなせるため、eスポーツ大会を意識する人や「最高の環境」で遊びたい人におすすめ。
さらに、モニターやマウス、キーボードといった 周辺機器の選び方も非常に重要。
特に144Hz以上のゲーミングモニターや、サイドボタン付きマウスは、フォートナイトの操作性や勝率に直結します。
フォートナイトは「どのレベルで遊びたいか」によって必要なPCの性能が大きく変わります。ぜひ予算やプレイスタイルに合わせて、自分に最適な構成を選び、快適なゲームライフを楽しんでください!
ここまで読んでくれた、そんなあなたが大好きです。