この記事は「2024年 11月5日」に更新しています。
お久しぶりです、Jinです。
この記事は一言で言うと
20万円で自作PCをつくるための記事
になります。
- 20万円でゲーミングPCを作りたい!
- けどパーツが高くて、なかなか踏み込めない...
- せっかくだからかっこいいパソコンを組み立てたい!
このようなことを考えている、そんなあなたに読んでほしい記事です。
前半では20万円で自作PCをするためのパーツ構成を紹介します。
後半では20万円でパーツを集める時に、私が考えていることをつぶやきます。
それじゃ、やっていこう!
この記事でわかること
- イカしたPCを20万円で組み立てるためのパーツ構成がわかる
- 20万円の予算をどのように配分すれば良いかわかる
- 予算に余裕がある場合のアップグレード方法がわかる
はじめに:パーツの選定基準
今回のパーツ選定基準は以下の通りです:
- OS込み20万円台
- Amazonで揃えられる
PCパーツのみ価格ではなく、しっかりOS(Windows)を含めての構成になっています。OSがないと動きませんしね...
また、なるべくひとつのサイトで揃えられるように、アマゾンからパーツを選びました。
PCパーツは価格変動しやすいため、購入時期によって多少のブレがあります。ご注意を。
20万PCのパーツ構成
早速本題に入りましょう。
ひとまず以下のパーツを集めるだけで、誰でも自作PCが楽しめます。
分類 | パーツ名 | 価格(2024 11/5時点) |
---|---|---|
CPU | AMD Ryzen5 7600X | ¥38,980 |
グラフィックボード | NVIDIA GeForce RTX4070 | ¥87,081 |
メモリ | DDR5 32GB | ¥13,313 |
SSD | M.2 SSD 1TB | ¥10,780 |
マザーボード | PRO B650M-A WIFI | ¥16,980 |
電源 | Thermaltake TOUGHPOWER GF 750W GOLD | ¥13,812 |
PCケース | ZALMAN Z1 Iceberg Black | ¥6,552 |
CPUクーラー | MSI MAG CORELIQUID M240 | ¥9,172 |
OS | Windows 11 Home | ¥15,173 |
合計 | ¥211,843 |
から、まとめて確認できます。
パーツの選定理由
各自作PCパーツの選定理由は以下の通りです。:
- CPU:PCの性能に直結するパーツ。ハイスペックのi7を選択。
- グラボ:PC性能に最も影響を与えるパーツ。予算の許す限り注ぎ込む
- メモリ:32GBを選択。容量を重視。
- SSD:M.2SSDの1TBを確保。信頼のSamsung SSDを選択。
- マザーボード:25,000円を目安に選択。このレベルのマザーは十分強い
- 電源:おおよそ750Wあれば安心。
- PCケース:ここは好みでOK。マザボとの互換性だけ注意。
- CPUクーラー:水冷クーラーで見た目と性能を両立
20万円クラスになると、どのパーツも一歩上のグレードを選ぶことができるようになります。
パーツ同士のバランスを考えつつ、自作PCの醍醐味でもある見た目も重視して構築しました。
自作PCはかっこよくなくちゃ!
自作PCをやる最大の醍醐味だね
自分好みにカスタムしたいけどわからない...というあなたへ
パーツリストを参考に、色々カスタムしてみたい!
だけど選び方がわからない...
ぜひ私を頼ってほしいな...!
X(旧Twitter)もしくはお問い合わせフォームから、あなたにあったパーツをご提案します!
- ご予算
- PCでやりたいこと(プレイしたいゲーム、動画編集、配信、など)
- PCの見た目の希望(RGBが欲しい、白色がいい、見た目はいいから性能に特化したい、など)
- Wi-Fi、Bluetoothの要否
などお伝えいただければ、PCパーツをまとめたアマゾンリンクを作ります。
Jinは自作PCに挑戦するあなたを応援しています。
-
x.com
x.com
20万PCの性能
20万円PCはどれくらいの性能なの?
どのゲームも基本的に快適に遊べるよ
さて、今回紹介した20万円ゲーミングPCは、どの程度の実力を持っているのでしょうか?
人気ゲームを用いて、フレームレートを比較してみます。
- APEX:200fps程度
- モンハンライズ:140fps程度
- Fortnite:220fps程度
- Valorant:240fps以上
どのゲームも設定次第で144fpsを目指すことができ、基本的なゲーム性能は持ち合わせています。
Valorantは非常に軽いゲームのため、240fps以上出すことができました。
少なくとも、各ゲームの公式推奨スペックは満たしていますね。
他の予算でPCを組みたいかたへ
20万円以外の予算でPCを組みたい場合は、「【Amazonで買える】自作pcキットを紹介。初心者に「こそ」おすすめ!」にて予算別のPC構成を紹介しています。
予算20万円における自作PC構成の考え方
ここまでは、20万円PCのパーツ構成、性能についてお話ししました。
ここから先は、私がパーツを集めるときに考えていることを呟きます。
予算が20万円もあると、いろんなパーツを使って自作PCを楽しむことができます。
もちろんパーツ選びの自由度が増すと自作PCの楽しさも増すのですが、
選択肢が多いことは、必ずしもプラスに働くわけではありません。
パーツが多すぎて、どれが良いのかわからん...
初心者ほど、選択肢が多いと苦しむんだよね...
大丈夫です、私もそうでした。パーツ見ただけではマジでわからないんですよね。
ということで、ちょっとしたパーツ選びのアドバイスを。
今回述べたいのは以下について:
- 性能を伸ばすなら、見た目を妥協してグレードアップ
- 「グラボ・マザボ・PCケース」が予算圧縮ポイント
- 「メモリ・SSD」は必要なだけ確保しよう
性能を伸ばすなら、見た目を妥協してグレードアップ
今回紹介したパーツは、ある程度見た目が良いものを選んでいます。
かっこいいことはいいことですが、これは性能を伸ばしたい人にとっては必要のない部分です。
「見た目が良い=デザインに予算を使われている」ということ
なので、スペックアップを目指すなら、見た目を妥協してみましょう。
直感的にかっこいいやつは、大体高いです
「グラボ・マザボ・PCケース」が予算圧縮ポイント
では具体的にどのようなパーツが、妥協ポイントとなりうるのでしょうか?
私が考える予算圧縮ポイントは以下のパーツです:
- グラフィックボード
- マザーボード
- PCケース
これらのパーツは、PCの見た目に大きく影響するパーツであり、見た目が華やかになるほど高くなるパーツでもあります。
グラボを例に見てみましょう。
RTX3060Tiに変わりはありませんが、デザインによって価格が大きく離れています。
ファンの冷却性能や追加のOC機能など、見た目以外の箇所もよくなっていることが多いのですが、それらの恩恵を得るためだけの価格差ではないことは明らかでしょう。
コラム
世の中におけるデザインの役割は「見た目」と「機能性」の2つがある。
「メモリ・SSD」は必要なだけ確保しよう
メモリ・SSDはどれくらい積んでおけばいい?
まずはメモリ16GB・SSD512GB以上がおすすめです
メモリ・SSDの容量は人によって必要な容量は異なります。
メモリ:ゲームだけなら16GB、配信・編集をするなら32GB
ゲームプレイのみの用途であれば、メモリは16GBで十分な場合がほとんどです。
しかし動画編集や配信活動などを行うかたであれば、32GBがおすすめです。
なお、メモリは後から追加できるパーツです。必要な容量がわからない場合は、16GBから始めてみてはいかがでしょうか。
コラム
メモリは机の広さに例えられることが多い。
机が広いと、多くのタスクを同時に抱えることができるため、並列作業に強くなる。
SSD:最低500GB、用途に合わせて1TB以上を選択
SSDは512GB以上を推奨します。
ゲームは必要とする容量が大きく、すぐにストレージ容量を圧迫します。
複数タイトル遊ぶような方であれば、1TB〜2TBほど用意すると安心かもしれませんね。
なお、動画も容量を圧迫する要因の一つですが、動画の保管用途であればSSDではなくHDDでも問題ありません。
さてここでこんな質問をしてみます。
もし、ここに予算があと1万円あったらどうしましょう?
+αの提案
もう少し予算が取れるんだけど、何かできることはある?
性能か見た目か、基本的にはこの2つかな
もし予算がさらに1万円ほどある場合は、PCをどこかしら強化したいですよね。
このような場合に、どこを強化できるか紹介します。
性能:グラボ・CPU・メモリへ投資
PCのスペックを上げたい!
それならグラボ・CPU・メモリあたりに投資しよう
まず一つ目は、順当にPCの性能を上げることです。
「グラボ・CPU・メモリ」がPCの性能に直結するパーツのため、強化するならここですね。
ただし、性能のランクを1つ上げるには、1~2万円は必要な場合が多いのが辛いところ。
予算を考えつつ、スペックアップを検討してみてください。
ちなみに、私がおすすめなのは「メモリ」増設です。お手軽にPCを強化できます。
見た目:PCケース・ケースファンへ投資
もう少しPCをかっこよくできないかな?
そんな時はケースファンがおすすめ!
個人的におすすめなのはこっち。
変化が目に見えてわかりやすいため、最終的な満足度が高くなりやすいです。
特にケースファンは、最安でPCを華やかにするパーツです。
必須ではありませんが、あると結構いい感じですよ。
イチオシのケースファンは、InwinのSirius Loopです。
ファンの縁にLEDがあり、品のある光り方をします。
なのに3つ入って4000円ほど...安すぎる。
余談:PC周辺機器への投資もアリ
これまではPC自体の強化に注目していましたね。実は、デスク環境に投資することも選択肢となります。
- キーボード
- マウス
- モニター
- スピーカー
- マイク
軽くあげただけでもたくさんありますね。
個人的におすすめなのはモニターです。
一番使用する時間が長く、ちょっといいものを買うだけでも、満足度がとても高まります。
質の良いモニターはマジでいいですよ。目が疲れにくくなったり、めちゃぬるぬるに動いたり...
PCに満足しているなら、PCの周辺機器に投資してみてはいかがですか?
モニターは価格に対しての満足度が高いんだね
費用対効果めっちゃいいよ。
まとめ
さて、締めに⼊ります。
この記事のポイント!
- 予算20万円なら、PCの見た目を整える余裕が出てくる
- 見た目か性能か、好きな方を選んでカスタマイズしよう
- 予算が浮いたなら、性能・見た目・周辺機器に投資しよう
今回は20万円で組めるゲーミングPCを紹介しました。
20万円あれば、かなりパーツ構成に余裕が出てきますね。初めにどんな目的でPCが欲しいのか考えておくと、より自身に合った自作PCを組み立てられます。
個人的には、20万円も使うなら見た目にもこだわりたいところです。ケースファンはオプションでしたが、普段は必ず組み込んでいます。
そして予算が浮いたなら、性能・見た目・周辺機器のどれかに投資してみてはいかがでしょうか?一度に全ては手が回らないので、一つずつでいいと思います。
良い自作ライフを送ることを願っています:-)
ここまで読んでくれた、そんなあなたが大好きです。