この記事にはPRを含みます。
気がつくと耳にすることが増えた、eSIMという言葉。
最近だと、iPhone17が物理SIM廃止となったことで注目を集めました。
eSIMは、従来の物理SIMカードが必要なく、端末だけで通信プランの切り替えが可能になる新技術なのですが、海外でスマホを快適に使う方法としても活用できることをご存じでしょうか?
ざっくり言えば、海外旅行中に現地の回線を簡単に利用でき、快適なネットを環境を手間なく整えられるというもの。
そこで今回は、海外旅行時に便利なeSIMについて解説します。活用シーンや便利なポイント、注意点、おすすめのeSIMサービスも紹介しているので、ぜひ最後までご一読ください。
それじゃ、やっていこう!
じんです。自作PC組み立て代行をやっています。
ご相談は【X(旧Twitter)】か【お問い合わせフォーム】にて。
この記事でわかること
- なぜ海外旅行にeSIMが便利なのかわかる
- eSIMを使うべき人がわかる
- おすすめのeSIMサービスがわかる
eSIMとは:物理SIMカードなしで通信できるSIMのこと

本題の前に、簡単にeSIMについて説明を。
eSIMとは、端末一体型のデジタルSIMのこと。
従来のように物理的なSIMカードを差し替える必要がなく、通信プランの契約や切り替えをオンライン上で簡単に行えるのが特徴です。
コラム
eSIMの「e」は「embedded」の略称で、「埋め込まれた」「内蔵された」ことを意味する言葉。
海外では、日本のSIMは使えない
普通に、いつもの回線を使えばいいんじゃないの?
と思うかもしれませんが、 日本の通信回線は海外に出た瞬間にほとんど使えなくなります。悲しい。
「データローミング」という仕組みを使えば一応つながりますが、 通信料が高額であっという間に数千円〜数万円の請求になることもあります。
そこで選択肢に入るのが、現地の回線。これを使えば料金は安く、通信も安定するのですが、どうやって契約をすればよいのでしょうか...?
そう!今こそ eSIMの出番です。eSIMを使えば、この悩みを一発で解決できます。
eSIMの便利なポイント

eSIMの便利なポイントを3つご紹介します。
- すべての手続きがオンラインで完結する
- 複数のSIMを同時に使える
- 紛失や破損の心配がない
すべての手続きがオンラインで完結する
eSIMは、申し込みから決済までの手続きすべてがオンラインで完結するので、手間がかからないことが便利なポイントの一つです。
海外旅行の際は準備が大変なので、出発当日まで忙しく、通信手段まで気が回らないかもしれません。それなのに、物理SIMを求めてお店に行くなんてもってのほか。
そんな時、eSIMなら手続きから開通まで時間がかからないので、出発当日でもWi-Fi環境さえあれば契約可能。
ほとんどのeSIMサービスは、サイト上で利用国と利用期間を選び、オンラインで決済するだけです。
複数のSIMを同時に使える
複数のSIMを同時に使えるのも、eSIMの便利なポイント。
ほとんどの方が国内の回線を契約したまま海外へ行くと思います。もし物理SIMなら、既存のSIMを差し替える必要が出てきて面倒です。かといって契約解除も大変です。
個人でビジネスをしている方であれば、海外でも仕事とプライベートで回線を分けたい場合があるかもしれません。
こういう時、eSIMなら既存の契約を維持しながら回線を追加できるのがかなり楽。旅行のためだけに既存契約を切る必要もありません。
近年では1台のスマホに複数のeSIMを設定できる機種が増えており、通信をスムーズに切り替えられます。例えばiPhoneなら、「設定」アプリからワンタッチで切り替え可能。
何台もスマホを持ち歩かなくてよいのは、かなり便利です。
紛失や破損の心配がない
eSIMには物理的なSIMがないので、紛失・破損の心配がありません。
従来のSIMカードは、小さなSIMカードの出し入れが必要でした。
もしSIMカードを落としたり折ってしまうものなら、一瞬で通信環境がなくなることを意味します。
特に海外旅行中は何かと落ち着かない状況ですから、余計な心配はしたくないですよね。
eSIMなら差し替えの手間がなく、デリケートなSIMカードを扱う必要なし。ストレスから解放されます。
eSIMを利用する時の注意点
ここまで述べた通りeSIMはめっちゃ便利です。
一方で、いくつか利用する上で注意すべきことがあります。状況によってはeSIMを使えないケースもあるので、以下3つの注意点をおさえておきましょう。
- 利用できる機種が限られる
- 機種変更をするときには再発行手続きが必要になる
- スマホ操作に不慣れなら避けるべき
利用できる機種が限られる
eSIMは利用できる機種が限られるため、自分のスマホがeSIM対応であるかどうかを事前に確認しておきましょう。
近年は対応機種が増えており、よほど古い機種でない限りeSIMに対応しています。
iPhoneであれば、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降は対応。
Androidの場合は、Google Pixelのほか、Galaxy、Xperia、AQUOSなどの主要メーカーでeSIM対応機種が増えています。
機種変更をするときには再発行手続きが必要になる
機種変更をするときには、eSIMの再発行手続きが必要になるということを覚えておきましょう。
たとえば、海外旅行中にスマホが故障してしまった場合など、機種変更を余儀なくされるときには注意が必要です。
eSIM契約期間中でも、新しい端末を購入したいと思うことがあるかもしれません。
eSIMは従来のSIMカードのように入れ替えができないという特性上、再発行が必要になります。ただし、手続き自体はオンラインで簡単にできるので大きな手間にはなりません。
スマホ操作に不慣れなら避けるべき
オンラインで手続きする以上、基本的にeSIMの契約はご自身で行う必要があります。日本の通信事業者ならストアで対応してもらえますが、海外用SIMだと難しいこともあります。
そんな時、スマホの操作に慣れていないと、設定画面の操作や通信の切替で戸惑ってしまうことがあり、利用開始までに時間がかかるか、最悪契約できない可能性も0ではありません。
そのため、スマホ完全初心者な方にはおすすめしにくいです。
eSIM利用がおすすめな人

ここまでの内容で、どんな方にeSIMがおすすめか考えてみました。
- 複数の国を訪れる人
- SIMカードの管理に手間を感じる人
- 複数SIM運用を検討している人
第一に、複数の国を訪れる人にeSIMはおすすめです。
eSIMサービスを提供する会社は、複数国向けの周遊プランを提供していることが多いです。追加の手続きやSIM差し替えをせずに通信プランを切り替えられるので、一度契約すればOKなのが強い。
SIMカードの管理に手間を感じる人にも最適です。
従来の物理SIMカードでは、差し替え作業や紛失・破損のリスクがあり、管理が煩雑になりがちでした。しかしeSIMであれば、管理の手間を大幅に軽減できます。これは一度体験すると戻れないですよ...
そして、eSIMなら同時に複数のSIMを契約できます。
スマホ1台で電話番号を複数使ったり、複数のプランを組み合わせてお得に通信環境を整えたり。複数SIMを運用することにメリットを感じているなら、すぐにでもeSIMを活用すべきです。
総じて、eSIMは利便性や手軽さを重視する方に適しています。
おすすめのeSIMサービス「Saily」

ここで、海外旅行におすすめなeSIMをご紹介。
海外旅行時の通信手段に迷ったら、「Saily」がおすすめです。
Sailyは、NordVPNで世界的に有名なセキュリティ企業「Nord Security」が開発しています。
サイバーセキュリティのプロフェッショナルの技術が活かされ、セキュリティがしっかりしているのがSailyの強みです。
たとえばVPNを利用するのと同じように、仮想的に位置情報を自分で簡単に変更できます。そのおかげで、海外旅行中も日本の動画配信サービスを利用できるので、ホームシックにならずに済みます。よかった。
さらに、マルウェアサイト、フィッシングサイトのブロックだけでなく、ウェブ閲覧時にわずらわしい広告もブロックします。第三者への情報漏洩も未然に防ぎ、プライバシーも保護できるeSIMです。
海外旅行中にウイルスに時間をとられる暇なんてないですからね。
200以上の国や地域に対応しており、データプランが豊富なのも魅力。旅行先として人気なヨーロッパ向けのeSIMも取り扱っています。
シンプルで使いやすい専用アプリですべて完結するのもうれしいポイント。この操作性のよさが人気で、機械が苦手な方やeSIM初心者にも比較的導入しやすいと感じます。
まとめ
eSIMは、海外でスマホを快適に使いたい方にとって、非常に便利なサービスです。
オンラインでの契約や通信切替が可能で、複数回線の管理や紛失リスクの軽減など、多くのメリットがあります。
一方で、対応機種の確認や機種変更時の再発行手続き、利用できる国の制限など注意点もあるため、事前に確認しておくことが重要です。
海外旅行時には、Sailyのような信頼できるeSIMサービスを活用して、安心でストレスフリーなネット環境を手に入れましょう!
ここまで読んでくれた、そんなあなたが大好きです。